令和2年度 課題部会研究協議会・専門部会第二次研究協議会の開催の在り方について


 新型コロナウイルスによる臨時休業があけ、各学校でも段階的に学校再開に向けてスタートを切りました。子どもたちの安全と学びを保障していくための前例のない教育活動の模索に、多大なるエネルギーを費やしておられる会員の皆様には心より敬意を表します。

 さて、かねてより検討して参りました令和2年度の研究協議会について、学校・家庭・地域が連携し、子どもの学びを保障するという観点に立って対応が求められている中、石狩管内教育研究会として、下記のように対応していくことをお知らせいたします。

@ 子どもの学びを保障するという観点から学校再開に向けて、いかに子どもの学びを確保し、学びの環境を作っていけるかが喫緊の課題となります。(時数確保)
A 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から子どもの安全面を最大限考慮し、多数となる集まりを避けなければなりません。(安全面)
B 石教研として、今年度は例年のように全会員での実践検証が難しく、2年継続研究を3年継続研究として対応しています。(継続研究)



 以上のことから

今年度に限っての措置として、課題部会研究協議会(9/1)・専門部会第二次研究協議会(10/16)は休業措置での開催は行わないことに決定しました。管内教職員が一堂に会する「研究協議会」は行わず、子どもの学びを保障していきたいと考えます。

 石教研は今年で55年目を迎えました。我々にとっては歴史と伝統を誇る重要な教育機関です。この歴史の火を消さぬよう、石教研各部会において、部会ごとの創意工夫で今年度の研究を進めていただき、次年度の研究につなげていきたいと思います。

 会員の皆様方におかれましても知恵を出し合い、形を変えて、途切らせることなく次年度の研究協議会に向けて、石狩の子どもたちのために取組を継続させていきましょう。


石狩管内教育研究会 
 会長  小笠原輝幸