当日の流れ
○研究授業
○全体会１
○全体会２
○情報交換

研究授業

日　時　令和 元年１０月１８日(金)

場　所　千歳市立祝梅小学校

児　童　　４年１組

授業者　T1　藤 澤　野乃香　教諭　（学級担任）
　　　　　 T2　�� 橋　明 子　　栄養教諭

　総合的な学習の時間

　題　材　名　　　あさがお学級の友だちと「大豆クイズ」で交流しよう

　本時の目標　　大豆がいろいろな食品に変身できることを知る。

全体会

全体会１

　　全体協議では、ファシリテーターとして北海道教育庁学校教育局教育環境支援課　主幹　行徳　義朗 氏をお迎えし、授業の実践研究をグループ交流し、その後全体交流を行いました。

WS法による研究協議　※一部抜粋
＜討議の柱１　食育の視点を明確にした授業づくり＞　　
　・大豆から出来ている食品について補足することで、T２の役割が出来ていた。
　・最後のインタビューの部分は、インタビュ形式ではなく、栄養教諭の言葉で伝えても良かったと思われる。
　・次回への興味を引き、まとめに移っていて良かった。

＜討議の柱２　資料やICTの活用＞
　・電子黒板は光の関係で見づらい部分があったため活用には工夫が必要。
　・樹形図の部分が今回の授業のメインになるところなので、栄養教諭が中心となって進めた方が良かった。
　・実物（大豆もやし）を見せたのは良かったが、後ろの席の子が解りづらい感じであった。また、おからの実物もあると良かった。

＜討議の柱３　その他（学校給食の活用、T２としての関わり、話合い活動の位置づけ＞
　・樹形図をメインに、T１とT2の掛け合いがあったらより良い。
　・樹形図の説明の際に、食べ物のはたらきについてT２からの話しがあると、出番が増えて良かったのではないか。
　・最初から最後まで給食が活用されていた。なじみのある日めくりカレンダーを使っていたのが良かった。
　・ワークシートは、指導案検討会の時よりわかりやすくなったが、授業の様子を見ていると活動が出来ていない子がいたので、もう少し記入の仕方を工夫してもよかった。
　

【ファシリテーターより】
　北海道教育庁学校教育局教育環境支援課　主幹　行徳　義朗 氏

・栄養教諭の授業は限られた回数なので、盛りだくさんになりがちだが、内容がシンプルでスッキリしていたと感じた。
　振り返りまできちんと時間内に収められていて良かった。

・教材も精選されていて見やすく、板書もたくさん貼ったりしてわかりにくいものではなかった。

・当たり前のことだが、学校給食が活用されていて良かった。
　樹形図の解説で、給食にはどのように使われているのかを知らせてもよかった。

・栄養教諭は献立を作成しているからこそ、どうして毎日の給食には大豆や大豆製品が出てくるのかを強く伝えることができる。
　給食に込めた思いや発問などを中心に進めても良かったと思う。

・今回の授業に限らず、授業で大切にしてほしいことは、大豆や大豆製品単体のことで終わるのではなく、食べ物全体へつなぎ、自分の実生活に働きかけること。

・授業を行う際には、栄養教諭の立場から「子ども達に何を学ばせたいのか」という食育の視点につなげることが重要になってくる。

　　　　　



研修を終えて

　藤澤教諭、��橋栄養教諭、祝梅小学校様、４年１組の皆さん、ご協力ありがとうございました。
　皆様のご協力のもと公開授業を実施することができましたこと、お礼申し上げます。
　今後も栄養教諭部会として、TTでの指導案作成・指導の実施を推進し、児童生徒にとってより効果的な指導を目指していきたいと思います。