第2次研究協議会を終えて

第2次研究協議会が実施されました。

当日の流れ
○研究授業
全体会@
○全体会A
○情報交換


研究授業

日 時 平成30年10月12日(金)
場 所 石狩市立花川小学校
児 童  5年1組 28名
授業者 T1 加藤 慎嗣 教諭 (学級担任)
      T2 阿部 友恵 栄養教諭

 家庭科 5年生
 題材名 「身近な食を見直そう(身近なお米について考えよう)」
 本時の目標
   ・毎日の食事についてふり返り、米が食べられてきた歴史や精米について知ることで「食」に興味・関心を持つことができる。

全体会


全体協議では、ファシリテーターとして北海道立教育研究所 企画・研修部 研究研修主事 山寺 潤氏を迎えて授業の実践研究をグループ交流し、その後全体交流を行いました。

<討議の柱1 食育の視点を明確にした授業づくり>※一部抜粋
・2年生の時の給食センター見学を覚えており、今回の授業に結びついて良かった
・調理場の様子を見ることで作業の大変さを知り、しっかり食べようとする意欲が見られた

<討議の柱2 資料やICTの活用>
・ビデオを見る際にメモを取らせず集中させ、場面プリントを使用したことが良かった
・読み聞かせの絵本をパワーポイントで見せたことも、印象に残る手法であった。

Bその他
・TTの役割分担(話す・板書する)がしっかりとできており、うまく連携していた
・調理員からの話で、給食をつくることの大変さや、心を込めて作っていることが児童に伝わっていた

【ファシリテーターより】

・食べ物にはすべて命があり、それらをいただくことで自分たちが生かされていることを知る(感謝の心)
・学習したことをどのようにこれからの給食時間に生かしていくかを考える(心身の健康、社会性、感謝の心)
・前時に絵本の読み聞かせを取り入れたことにより、スムーズな導入につながった
・なかなか聞くことのできない調理員(ゲストティーチャー)の生の声が良かった
・他教科(社会科)との関わりがあって良かった
・設定した課題(給食のヒ・ミ・ツ)と、まとめ(学習したことを生かして、給食を食べよう)が、連動していなかったのでは


研修を終えて

 高張教諭、鈴木栄養教諭、東部小学校様、6年1組の皆さん、ご協力ありがとうございました。
 皆様のご協力のもと公開授業を実施することができましたこと、お礼申し上げます。
 今後も栄養教諭部会として、TTでの指導案作成・指導の実施を推進し、児童生徒にとってより効果的な指導を目指していきたいと思います。