研究のまとめ 2018年度  
 1、成果
 

研究内容@の「出会う・向き合う・振り返る」学習過程と「対象に繰り返し関わりながら学ぶ」単元構成については、各市町村とも意識的に取り入れて実践していた。「出会う・向き合う・振り返る」をスパイラルのように繰り返すことで児童の思考がさらに深まったり、気付いたことをより多く表出できるようになったという報告があった。

研究内容Aの「気付きをもとに、見方・考え方を養うための教師の支援」においては、付箋に気付いたことを書かせたり、フィールドビンゴを活用して意欲を持たせたりするという工夫が報告された。また、教師の児童への言葉かけやワークシートの朱書きコメントなども引き続き大切な教師の支援として扱っていく。

 
 2、課題
  

今後の課題としては、研究主題の一部である「対象への愛着を育む」ということをより具現化する必要性を感じている。たとえば、地域の人々や場所、自分が育てている植物や動物に対して愛着を育むことは比較的容易かもしれないが、公共物や公共施設に地理的な条件などにより難しいかもしれない。しかし、それらを大切にしたり安全に気を付けて正しく利用したりする意欲を育むことは大切である。児童の主体的・対話的で深い学びの実現を図るために研究を継続していく。