研究のまとめ 2017年度  
 1、成果
 

今回中心サークルであった広教研をはじめ、各市町村の様々な工夫からたくさんのヒントを得ることができた。

研究内容@の「気付きの質を高める単元構成や支援のあり方」においては、ただ単元を進めるのではなく、友達同士・地域の方など「人との関わり」を意図的に取り入れている市町村が多かった。人と関わることでコミュニケーションの図り方なども含めて「相手を思いやる」気持ちも必然と育ったことが成果としてあげられる。また、付箋を用いてその場での気付きを書かせることも有効であった。

研究内容Aの「意欲や自信を高める評価のあり方」において、北広島サークルが研究を積み重ねてきたワークシート段階表が効果的であるとわかった。北広島サークルでは単元を越えて系統的に計画し、児童が自分の気付きをワークシートに言葉や絵で表現する力を段階的に育てていくようにした。児童は書く視点が明確になり、「何を書けばいいのかわからない」という児童が次第に減ってきた。この段階表はとても効果的であると考えているので、部会員以外の方にも是非おすすめしたい。

 
 2、課題
  

今後の課題としては「気付きの質の高め方」と「振り返りのあり方」が挙げられた。気付きの質を高めることは、ここ数年ずっと苦慮してきた部分でもあるが、児童に視点を明確にさせる必要性を感じる。そのために教師が子どもたちにどんなことを気付かせたいのかをあらかじめ把握する必要がある。また、次時に繋げていくためにどのような振り返りを求めていくか。まず振り返る時間を適切に保障しているのか。振り返りについては今後も研究を進めていく必要があると感じる。