日時 平成24年8月10日(金) 10:00〜12:00


 会場 千歳市立勇舞中学校 メディアセンター内コンピュータ室


 主催 石狩教育研修センター 石狩管内教育研究会


 研修会テーマ 「情報通信技術機器・ICTを体験しよう2」


今日的な課題に関わる研修会を実施することにより、さまざまな教育課題に適切に対応できる能力の向上を図る。特に、本研修会は社会科におけるICT(情報通信技術)機器の活用能力を高めることを目的に、実際に体験することを重視し実施する。


 講師・研修内容 @電子黒板を授業に AiPadを授業に



 アンケートから(抜粋)

(1)本研修会のねらいについて
いま注目されているものの1つなので重要だと思う。ただし、使用目的を考えないと、アプリに合わせた授業になる恐れがある。
授業づくりのいろいろな方法の1つとして、ICTの利活用の有効性が理解できました。実際に電子黒板、iPadの体験ができてよかったです。
実際に触って試してみられることで、とても勉強になりました。
iPadを触れて、授業の中でも使えれば…と思う。
これからの時代に必要なことだと思います。
実際に体験できて良かった。
とても実践的で良いと思います。
短時間ではあったが達成できたと思います。
ICTの便利さはよくわかったし、授業を効率よく進められると思いました。
ICTが授業の幅を広げられ、効果的であるとより強く感じることができ、大変勉強になりました。

(2)本研修会の内容について
可能性や現状を知ることができた。電子黒板コンテンツを実際に使ってみたかった。その使い勝手が良いと、先生方も作成する意欲がわくと思う。
教材の開発について研究されている科技大の学生さんは素晴らしいですね。教員が求める教材を開発されていることがもっと広まり、利用が増えるといいと思いました。また、教員自身がもっとコンテンツを開発できるようになればいいとも思います。教材研究のひとつの方法として、自分でも取り組んで行きたいと思います。iPad初体験でした。いろいろなことができてすごいですね。
(北広島なので)電子黒板をもっと活用してみたいし、コンテンツに興味がわきました。
初めて触ることができて、とても良かったです。自分は何も機器などを持っていないのですが、自分にできることを考えて、少しでもよいのでやっていきたいです。
Excelに書き込み作成できるコンテンツを実際に作成してみる内容があれば、よりわかったと思います。
電子黒板コンテンツ(問題づくり)は実際に操作してみたかった。
もともと興味のあった内容なので勉強になりました。iPadを利用した授業が思い浮かび、ワクワクすることができました。自分のできる範囲で取り組んでみたいと思います。
授業で取り入れられる場面で使用していきたいです。
電子黒板コンテンツの開発は難しすぎて、よくわかりませんでした。初めてiPadに触れることができました。いろいろな活用法に刺激というより、自分の活用能力の無さに愕然としました。ひとつでも持ち帰って活用できるようにしたいと思いました。今日の研修が無駄にならないようにしたいと思います。
電子黒板など活用してみたと以前から思っていましたが、事前の準備の大変さ、知識の無さから、目を背けていた気がします。取り組みなどを教えていただき、自分でも取り組める内容を取り組んで見たいと思えた研修でした。

(3)今後期待する実技研は?
電子黒板コンテンツをもちいた授業公開。
内容はお任せしますが、こういう機会が一年に一度あるのは、とても良いことだと思います。
iPadを使った数学の授業実践例(数学科なので)
iPadやAndroidなどを使った授業の交流。アプリの紹介。
今回の内容を初心者向けに、もう少し丁寧に、と思いました。


 最後に


 口で説明するより見せた方が早いし理解も深まる。そう思えることは実にたくさんあります。しかし、教室にTVがないから…、学校に電子黒板が1台しかないし、使い方もわからないから…、準備の時間がない…などの理由で、あきらめてしまうこともたくさんあります。
 たしかに新しいことに着手すれば、今までとは違う時間はかかるし、準備も大変なのは当たり前です。だから、新しい機器を、普段から楽しみながら便利に使うことが大切だと思います。書画カメラがなければ、デジカメやケータイ・スマホで画像を撮影して見せたっていいじゃないですか? 電子黒板がなければ、ホワイトボードに投影してペンで書いたっていいじゃないですか? 生徒に視覚的に見せたい!こんな授業がしたい!と思えば、アイディアはたくさん生まれてくると思います。
 今年度、石中社には約100人の仲間がいます。1人ひとつのアイディアを持ち寄れば、100通りのアイディアを知ることができるのです。石狩の子どもたちのために、一緒に頑張りましょう。

 最後に。さまざまな取り組みを進めている多忙な中、本研究会のために昼夜を通して準備を進めてくださった牛島氏、松村氏、鈴井氏、山本氏に心から感謝申し上げます。
(文責/岡田)