専門部会第二次研究協議会は無事終了いたしました。

本日、石中社第二次研究協議会が、無事、終了いたしました。
参加された部会員の方々、お疲れさまでした。

1年に1日だけの研究会です。
日々の実践が大事なのはもちろんですが、役員会として、前年度より少しでも前に進もうと考え、取り組んできました。全体会でもお話しさせていただきましたが、社会科のみならず、多くの方々に支えられて、本日の研究会が成り立っていることに感謝申し上げます。

これを機に、今の自分に満足せず、さらによい授業をやってみよう、と思い行動していただけたら幸いです。

膨大な時間をかけて準備し授業を公開していただいた先生・生徒のみなさん、研究を理解し、何度も指導案検討をしてくださった共同研究者の方々、司会・記録を快く引き受けてくださった市町村推進委員の方々、私たちが見たこともない南極の様子を講演いただいた奈良様、そして、石中社への熱いメッセージを送っていただいた浅見校長先生(元部長)、本当にありがとうございました。

平成27(2015)年10月16日
/石中社部長・岡田一之


地理の授業
地域統合を進めてきたヨーロッパ諸国について、EU加盟のメリットとデメリットを考えながら、EUに加盟するか否かを班ごとに議論し発表する授業でした。
話し合いが重視され、生徒たちが活発に議論してる様子が印象的でした。

公民(地方自治)の授業
住民の政治参加の1つとして条例の制定を取り上げた授業でした。
自分たちの住む地域がさらに発展するための素材をいくつかピックアップしておき、それをもとにユニークな条例を個人や班で考えました。興味を引きつけるため、地元で採れたモズクガニを持ち込み、生徒に強い印象を与えていました。条例を作る活動では、生徒たちが生き生きと活動する姿が見られ、大変活気のある授業となりました。

公民(経済)の授業
コンビニの経営者として出店場所を考えたり、商品やサービスの工夫を考えたりする活動を通じて、生徒と経済との関係について自ら考えを表現させる授業でした。
生徒の主体的な話し合いや発表の質に、日頃の学習活動の成果が感じられました。

演会
第53次南極越冬隊の一員として活動した経験をもとに、貴重な映像を交えつつ、厳しい自然と人間との関わりについてご講演いただきました。壮大なスケールのお話と、奈良さんのユーモアあふれる語り口に会場中が巻き込まれました。


全体会
今年度でご勇退される浅見元部長(大麻中学校長)から、一教師として教材研究に力を注ぐ姿勢や、互いに研鑽を深め合う石中社の意識について、ご自身の経験をふまえたメッセージをいただきました。
浅見先生、ありがとうございました。

今年度の石中社の活動について、役員から説明させていただきました。

レポート交流
昨年度までの反省を活かし、今年度はまず全体でレポート交流を行った上で、3〜4人の小グループに分かれて、互いのレポートについて深く発表・質疑を行いました。

石中社では第二次研究協議会を「人的ネットワークの広がり」を目的の1つとしています。顔見知りや同じ職場ではない者同士を組み合わせ、同じ石狩管内で社会科を担う仲間として交流の輪を広げられるよう(くじ引きでグルーピングするなど)配慮しました。どのグループも、互いの素晴らしい日々の実践をもとに、深い議論がなされました。


 会場

全体会場 石狩市立花川北中学校

地理(1年) 授業会場 石狩市立樽川中学校
公民(3年) 授業会場 石狩市立花川南中学校
公民(3年) 授業会場 石狩市立花川北中学校

 日程 10月16日(金)

8:30 受付開始
◆受付にて参加者確認をし、[指導案][弁当引換券*]をお渡しします
9:00 授業開始
9:50 授業終了
10:05 事後研
11:20 移動開始→全体会場へ
11:45 昼食休憩
◆体育館入り口で[弁当]をお渡しします
◆同時に、[当日持ち込みのレポート]を受け付けます
12:20 準備→講演会
13:30 休憩
◆[レポート集]をお渡しします
14:00 全体会[50分間]
14:50 分科会1→2【レポート交流】
◆アンケート記入、参加者確認
16:20 整理委員会
16:40 役員会
*弁当注文[700円]は、当日、受付でお支払いください。

 会場校・授業者


授業者 共同研究者
司会者 記録者
地理
1年
加藤  浩教諭
(樽川中)
時田 一幸教諭
(勇舞中)

佐々木敦尚教諭
(北斗中)
小向 宗幸教諭
(弁華別中)
公民
3年
稲川 愛彦教諭
(花川南中)
立崎 寿朗主幹教諭
(恵庭中)

小野 豪士教諭
(恵明中)
藤井ひとみ教諭
(当別中)
公民
3年
鎌田  基教諭
(花川北中)
後藤 浩之教諭
(江一中)

森野 泰宏教諭
(江二中)
斉藤  誠教諭
(東部中)

 講演会

講師 奈良 亘氏(株式会社GOODVIBES 山岳ガイド)
講演内容 「南極越冬隊の経験を生かして」〜人が自然界で生きるということは

 レポート作成について

一人1レポートが原則です
この1年間の授業実践の中から、今年度の研究に適した内容をまとめてください
形式はレポート・指導案のどちらでもOKです
A4サイズ、中質紙、両面印刷(展開案はA4に縮小)
印刷部数は110部
市町村推進委員にお渡しください(市町村二次研究協議会など)
当日、直接持ち込みもOKです。その場合は、全体会場で役員に渡してください