研究主題
  たくましく生きぬく力を育てる社会科学習の創造

    〜「主体的な学習」の基礎となる資料活用能力を高めながら〜 
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■研究計画

T 研究体制と方法

 研究の推進にあたっては、組織研究としての立場を十分踏まえた上で、各市町村ごとに主体的かつ創意ある研究実践を通して、石狩管内会員全員による取り組みとなるように配慮する。

1.原則として各市町村ごとに、各年度ごとの研究の重点にしたがって、授業研究・実践レポート等の交流を通し、部会員一人一人が実践に基づく研究実践を図ることができるようにする。

2.研究推進委員は、市町村の研究計画を作成し、共同研究としての成果をあげられるように部会の運営、研究の推進にあたる。また、部会員の要望等を反映するとともに、各市町村間の研究交流を深め、円滑な研究推進を図ることができるように努める。

3.役員については、部長・副部長・事務局長・事務局次長の他に、次の委員及び担当者を置き、部会運営及び研究実践の推進を図る。
(1)研究員はプロジェクト委員と連携を図りながら、研究課題と研究内容の関わり等について提言を行う。また、研究のまとめとして「石狩の教育」の執筆を担当する。
(2)教育課程委員は、主に「研究内容」の教育課程・教科書研究に関して当面する課題や実践上の諸問題について検討し、部会員に提示する。
(3)プロジェクト委員は研究員と連携し、研究推進にあたる。

4.二次集会においては公開授業を実施するとともに、部会員の提出した実践レポートの交流等を通して、研究の集約と深化の場とする。(実践レポートは、前年度の二次集会から今年度9月までのものとする。)
*二次集会に提出するレポートについては、研究内容を明確に意識した実践レポート・研究報告や指導案とする。

5.実技研修会・講演会等を実施し、部会員の資質の向上や研究課題解明につなげる。

6.下記の地域に分けたブロック授業研を実施する。この際、より多くの部会員が参加できるよう連絡等に配慮し、研究交流の充実を図る。
 ○千歳・恵庭ブロック (昨年度は千歳で実施)
 ○北広島・江別ブロック(昨年度は江別で実施)
 ○当別・新篠津・石狩・厚田・浜益ブロック (昨年度は当別・新篠津で実施)
7.部会情報として「石中社情報」を発行し、研究の方向や各市町村部会の動向などとともに、実践の交流、資料の提供等に努める。
8.「石狩の教育」及び研究集録等により研究の成果を明らかにする。