令和2年度 課題部会研究協議会は実施しませんでした。

令和元年度 課題部会研究協議会の様子


[日時]
 令和元年9月3日(火)

[場所]
 北ブロック 江別市クリーンセンター
 南ブロック 千歳市環境センター


[内容]

北ブロックでは江別市環境クリーンセンターの施設見学と、クリーンセンターの敷地近くに大規模な太陽光発電システムを展開しているノーザンフロンティア社の方から太陽光発電について講義をしていただいた。

 環境クリーンセンターの見学では、まず、職員の池田さんから講和をいただいた。札幌市など近隣の市町村との収集・分別のちがいについて、また、クリーンセンター設置の経緯などについてお話を伺った。その後、クリーンセンターの設備や分別についてまとめたDVDを鑑賞した。熱分解ドラム、燃焼溶融炉など特徴的な設備についてわかりやく紹介する内容だった。その後、簡単な施設紹介があり、実際に施設を見学した。

 ゴミが集まるプラットフォーム、そして、一時的にごみを貯留するごみピット、熱分解ドラムなどを見学した。

 施設見学後、ノーザンフロンティアの佐藤取締役と担当の藤内さんから太陽光発電について講義をしていただいた。積もった雪に反射する光も発電に利用できたため、積雪のない地域と同程度だったことや、パネルに積もった雪が落ちやすい角度に調節すること、植生による影響を考慮して設置する高さを調節していたことなどを知ることができた。

南ブロックでは、千歳市環境センターの施設見学を行なった後、事前に役員の方から質問していた内容について、環境センターの職員の方に講演をしていただいた。

 内容は、「自治体によって、どうしてごみの分別は異なるのか。」である。結論から言うと、「法律で決まっているから。」ということであった。その法律とは、廃棄物の処理及び清掃に関する法律、一般に「廃棄物処理法」と言われているものであった。その法律に、「一般廃棄物は市町村の責任で処理すること」という記載があり、自治体の都合(財政力・地勢・人口など)でごみの分別、処理などの仕方を決定できるというものであった。

 質問に対しての回答は得られた。まとめると、ごみの分別の種類が多い自治体には焼却処理場や埋め立て地を持っていない場合が多く、そのためにごみを細かく分別し、少しでもリサイクルできるようにしているということである。また、焼却施設や埋め立て処分地を持っていたとしても、施設の老朽化や埋め立て処分地のスペース圧迫などにより、少しでもリサイクルできるよう、ごみの分別種類が多くなっている自治体もあるという。

 人間が生活している上で、必ずしもでる「ごみ」。減らすことはできてもなくすことはできないものである。今後も焼却施設の老朽化や埋め立て地の問題などで、リサイクルへの意識が高まり、ごみの分別の種類が細かく、多くなっていく自治体が数多くありそうであった。